2022年3月24日(木)
少し暖かくなって、青空も春の色に。しかし風が冷たい。染井吉野が咲きだした。 朝の日のひかりかがよふさねさしの国にも春のいのちが点る 水色のワンピースの少女スキップに跳んでゆく春、空の終てまで
少し暖かくなって、青空も春の色に。しかし風が冷たい。染井吉野が咲きだした。 朝の日のひかりかがよふさねさしの国にも春のいのちが点る 水色のワンピースの少女スキップに跳んでゆく春、空の終てまで
結婚をしたのは1986年の今日であった。今年で36年。思えば遠くまできたものだ。あの日は春の雪で、多くの交通が途絶し、都会の雪への弱さを露呈した日でもあった。わたしも小田急線が停まり、ずいぶん遅れて式に参加した。ひどい日...
妻の3回目のコロナウィルスの予防注射につきあって国分寺台の個人病院へ。その足で町田の小田急へ出かけ、春物のジャケットを買う。終始冷たい雨の中。帰りの電車では相模大野あたりは雪がふっていた。海老名は雨。 桜かくしの雨ふる町...
掃苔に墓苑へ。さすがに彼岸の日、それなりに人がいた。皆老人だ。私どもも90の母と61の妻、そして65のわたし、じゅうぶん老人のなかまであった。 海棠の小さき木にも春がくる赤き莟の風にゆれをり いつのときも心に歌を鳴らしを...
26年前の3月20日未明、今泉重子さんが自裁した。半年前にクモ膜下出血のため亡くなった恋人の後を追った。重子さん27歳。若い死であった。重子さんもその婚約者もわたしの親しい歌友であった。重子は「かさね」と読む。そのお父さ...
昨夜、むすこが来た。いやいや痛飲、調子にのって飲みすぎた。調子がもどらぬ。 モクレンの厚手の花の白き色まとふてみたしそのはなびらを 昨日の寒さに変はりあたたかし木蓮は花芽を脱ぎ棄てて咲く
曇りからはじまり午後には雨。どんよりとして冬の寒さにもどっている。息子が帰ってくるので気合を入れて買い物してきた。 いきなりの妻の嚔の三連発朝から妻の圧高めなり 木蓮の白き数個の花濡れてきよらなり傘を小雨が濡らす