2022年2月14日(月)
予報では、夜に雪ふるといっていたが、雪にはならなかったようだ。なんだかつまらない。 昨夜(きそ)の雨にたつぷり濡れて沙羅の幹なまめかしきよ女体のごとし 見はるかす丹沢山塊雪白くはだらに積もればなにかたのしき
予報では、夜に雪ふるといっていたが、雪にはならなかったようだ。なんだかつまらない。 昨夜(きそ)の雨にたつぷり濡れて沙羅の幹なまめかしきよ女体のごとし 見はるかす丹沢山塊雪白くはだらに積もればなにかたのしき
朝から曇り、10時には雨、夕方には雪になるという。 黄の花の名を忘失しあわてたり 臘梅の花にうつろふ寒き雨黄の花色のけぶれるごとし 湯たんぽを腹にかかへて日をすごすむらぎもかくもおとろへたるか
海老名市南方へ、井出トマトや高座豚の店に買物ドライブ。遠くバニラアイスのような雪をまとった富士が見える。 C級のトマト目当てに丘陵をドライブしたり白富士見えて 沙羅の木の枝にしろがねの芽の尖るいつのまにやら春が近づく
昔の紀元節は、折口信夫の誕生日。135歳ということになる。 昨夜は山の方は雪だったようだが、このあたりは終日雨。 あしがりの箱根は雪と伝へくるテレビ画面の内なる芦ノ湖 海賊船に雪ふりつもり霞みたる芦ノ湖あたり人かげ見えず...
雪の予報が出ているが、午後2時、小雪まじりの雨だ。 なすところもなくて暮れゆく寒き日にこゆきをさぐりてのひらひらく 起き抜けに蛇口開けばきさらぎの水ひえびえとてのひらを打つ
なんのひょうしか昔作った歌の上の句だけを思いだした。大学三年の冬、万葉旅行の最終日の歌会に提出した歌だ。下の句は亡失したので、20歳の上の句に65歳の下の句を付けてみた。 五、六羽を翔たせてひびく森深くいにしへ飛鳥の古墳...
今朝は2℃からはじまったが、寒いことに変わりはない。 伊東潤『首獲り』、『戦国鬼譚 惨』を読む。信玄亡き後の武田家の内部崩壊のなんと無惨なことか。 滅びゆく武田一族のなれの果て卑怯・鄙劣の性(さが)あはれなり いつのまに...