2022年2月28日(月)
きのうにつづき春めいた日になった。昨夜、むすこから驚きの報告があった。内容はいずれ。 タンバリン、たたきたたきて野をめぐるうれしさはわが心をどらす おどろきの認知はこころ波立たせ熟睡(うまい)を奪ひいくたびも覚む
きのうにつづき春めいた日になった。昨夜、むすこから驚きの報告があった。内容はいずれ。 タンバリン、たたきたたきて野をめぐるうれしさはわが心をどらす おどろきの認知はこころ波立たせ熟睡(うまい)を奪ひいくたびも覚む
日中18℃、さすがに羽毛コートでは暑い。 昨夜の残りの鍋をあたためるカレーの香りは家族を覚ます いくたびも夜の目覚めに夢、悪夢どきどきとして冷水を欲る もんもんとねむれぬ夜にくりかへす老いの厄介鎮まりがたし
さすがに昼間14℃、雲もなく春めいてはいるが、風は冷たい。 野菜、ハムこまかく刻み炒め喰ふあはれいのちあれば今日も昼喰ふ 茂吉忌は1953年2月25日。 あかあかと燃えて日輪のぼりゆくたまきはる茂吉死にしは昨日
井上荒野『あちらにいる鬼』を読んだ。父、井上光晴とその妻、そして井上の愛人であった瀬戸内寂聴との三人の関係を井上の娘、荒野がえがいた小説だが、凄い。それぞれ白木篤郎、笙子、長内みはるとして描かれ、その不思議な関係が、娘に...
晴れてはいるが今日も寒い。鴨やかいつぶりの浮かぶ川の上の橋を渡る。 鴨の群れにかいつぶり雑り水潜るしばしの後に陣外に浮く 鴨の群れの一羽に視線をさだめたり陣の端(は)に拠る小さき鴨に 雲白く映りてけさの鴨の陣
朝からよく晴れているが、寒い。数日前のNHK「日本百名山」に九州の英彦山登山の様子が映っていた。 英彦山(ひこさん)の岩峰嶮しこころ飛ぶ 古への祈りの峯をはひのぼり岩壁をわがたましひの飛ぶ 洞不全症候群のせいで失神したと...
今日は雲が多い。昨日のような風はないけれども、やはり寒い。 わが腹に怠惰の蟲がうずくまる今日できることは明日でもできる 街中は凸凹だらけに難渋す老い病む足にはたやすくあらず