2022年8月2日(火)

京都三日目朝、握り飯をもてなす店が宿の近くにあるというので行ってみたのだが、今日は閉店。しかたがないのでコンビニで握り飯を買う。昨日食べたかき氷はカップのものだったから、下鴨神社の茶店に。糺の森は、時代劇にも使われるロケーションでもあり、なかなかよかった。大木の森を渡る風はすこしだけだが猛暑を忘れさせた。抹茶にあんこの氷はふわふわさくさく食べでもあった。さらに予約しなくても入場できるようになった京都御所をひとめぐり歩いてきた。御所内はさえぎるものがなく太陽が直接あたって、困憊。昼は、またむすめがネットで探した地元定番の中華屋で堅焼きそば。量が多かったが旨い。漬物屋やその他で土産を誂え、16:33京都発のひかり658号に乗車、18:39小田原着。小田原の駅ビルでさしみを肴に生ビールで乾杯。むすめとの京都修学旅行終了です。

賀茂(かも)(わけ)(いかづち)(のみこと)の怒りあるかこの晴れつづき日々猛暑なり

下鴨神社の茶店の緋色の毛氈に腰かけてやはらかき氷を崩す

大木の森に京都の鎮めの風かき氷食むわたしが感ず

京都御所をとぼとぼとゆく老いの()を守るものなし紫宸殿前

容赦せぬ夏のひかりに灼けたるか腕黒くなるこの三日間

小田原の鰺の刺身を肴にしむすめと一杯かくも旨きか

むすめとの旅終へてすこし寂しくてまだ先へゆく窓に手をふる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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