大町の山ふところに鎮座する古社、仁科神明社は昨日訪ねた。この日は地元の酒蔵、池田町の道の駅などで昼や今夜の酒・食料を仕入れ、白馬村のいつものログハウスへ向かう。昨年は日程の都合がつかず白馬には二年ぶりである。相変わらず白馬の村は美しい。そして朝夕は涼しい。昼は池田町の道の駅で買った山菜おこわ、夜はいつもの町の洋食屋へ。どちらもうまい。
仁科社の古き世のごとき本殿に参りて涼しこの山の風
神宮寺の滅びてのこる跡どころここにも近代の歪みが残る
ちはやふる神も坐せり仁科の郷山ふところに古社仰ぎをり
まあ、そんなことは無理なのだが
十郎の湯につかりつつこの二年のわが来し方をおもひみむとす
十五分の限定がある湯浴みなり温泉もそそくさと入りて出でたり
逸早くすすき穂黄金のかがやきに白馬の村は秋に近づく
蟬のこゑ折をり聞こゆまだ夏のなごりもありて高き木々の間
早稲の香のたゆたひあれば白馬の村に一夜を過ごし来にけり
