2022年7月18日(月)

11時から法要、墓にお骨を納め、近所の料理店で御斎。帰りはものすごい渋滞にまきこまれた。勝沼から相模湖インターまで4時間近くかかる。娘を送って帰ると午後10時を過ぎていた。疲労困憊である。

ひつそりと午前零時の湯につかる灯りすくなき松代の町

川中島の武田・上杉の戦ひの跡どころあり蟬の鳴くこゑ

あちらこちらにつばめとびかふいくつもの巣があるここは北信濃の町

代々の墓の(から)(うと)にあたらしき骨を納めて義母の法要

若ものの二人が石を運びだし唐櫃あらはに骨の嵩あり

唐櫃には祖代々の骨累なり而して骨はあかるさ湛ふ

線香のけむりただよふ夏の墓地うから九人のしばしたたずむ

しかし凄い渋滞であった。

山梨県の高速道路にひぐらしの声きこえつつ渋滞の列

夜に入りて後尾灯の赤き点滅のつらなり()しき中央高速(ハイウェイ

)

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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