2022年5月2日(月)

今日は朝から晴れて気ちいい日だ。ただ少し寒い。つくづくと思うのだが、親になるというのは子どもが生まれたときではなく、子が他者の家族の一人と結婚するときなのではないか。今になってようやく両親のあの時の心の内の苦さのようなものに思い当たる。いやいや申し訳なかったなあ。

父との思いでの一つ。父と二人で伊勢神宮を訪れたことがある。小学生の低学年の頃だったろう。

五十鈴川にのぞむ父と子うしろ手を組む写真あり父の真似して

おだやかで優しき父の表情とにほひ思ひだす心弱れば

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA