2022年5月19日(木)

今日から3日、妻は修学旅行の引率である。京都・奈良。仕事だから大変だろうが、この時期の京都・奈良は格別の美しさに違いない。今日の二首は、昨日の夜と今朝のマンションの庭の光景です。

街路灯に照らされて赤き五月つつじいくつもの花が闇に咲きをり

あけぼの杉の葉むらが風にゆれてゐるさわさわさわは精霊のこゑ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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