2022年4月8日(金)

さくらの花が激しく散りはじめている。二、三片拾った。明日の画材だ。

喫茶店にしばらくものをおもはざるときあればそれも愉楽のひとつ

6日と同じだが、逢坂剛の百舌シリーズを読んでいる。シリーズ4作目。7作まである。

珈琲を喫みつつ人を殺し合ふミステリーに嘆ずいくたびも閉づ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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