2022年4月6日(水)

気持ちのよい朝だ。さくらはほぼ満開、木々のみどりが新鮮だ。この数日、逢坂剛の百舌シリーズを読んでいるが、生と死のきわどい展開にたびたび本を閉じる。

染井吉野のはなびら游ぶ町を来て風ふけば踊るさくらはなびら

足もとにさくらはなびら落ちてくる近くに花咲く木の見えざるに

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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