2022年4月20日(水)

起きたときはまだ降っていなかったが、9時前には小雨が降りだした。その後も降ったり止んだりだ。そして寒い。

廊下から雨のにほひがしのびよる四月二十日の朝の寝床に

春眠不覚暁ではなく寒くて布団から出たくないのだ。

あらためてふとんを直しぬくもりにしばしとどまる寒き朝なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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