2022年3月3日(木)

まだ寒いけれど、たしかに春の空気である。

短髪の黒髪風になびかせて追ひこしてゆく自転車二台

えりくびのあたりみじかく髪なびけ自転車乙女春したがへて

1922年3月3日、全国水平社創立、今日はそれからちょうど100年になる。

人の世に熱あれ、人間に光あれ。いまだ差別の失せざりし世に

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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