2022年3月13日(日)

山が春霞なのか杉花粉なのか、かすんで見えない。まあ春らしい日だ。

どうも数日置きに睡眠の質が悪くなるようだ。午前1時に覚め、それから1時間ごとに悪夢、悪夢の連続である。中の一つは例の採石場につながる夢だった。ただ一つだけよかったのは日々画いている色鉛筆画に啓示のようなものをもらったことだ。早速、夢に示された絵を画いてみよう。それとその絵に付ける賛の一首も夢に観た。一首はこれである。

人の世の情けに頼り生きて来しこの世の外は花ざかりなり

上の句と下の句の関係がどうもとは思うものの、夢の啓示である。

をちこちに梅の花咲く段丘崖心ぬくもり坂にたたずむ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA