2022年2月3日(木)

今日も寒い。

冬木々の森のあひだをかけぬける時間の鳥の朝の一声

呉明益(ウ・ミンイー)『歩道橋の魔術師』読了。1980年代の台北の中華商場の少年少女たちの不思議な世界を描いたこの小説にわたしは魅了された。

台北の昔に遊ぶ子どもらを惑はす歩道橋のうへの魔術師

節分だ。 二月三日節分の夜は鬼やらひ福豆六十六粒喰らふ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA