朝は雨だった。少しずつ雲ははれたものの、寒い。そして夕刻また雨。
なぜだろう。今日は男の子ばかりの保育園児の一団とすれ違う。
男の子ばかりの保育園児がすぎてゆく橋上を不穏なり幼児の一団
挨拶も声にしがたく不穏なり男の子ばかりのこの不自然さ
妖精はあそこににもここにもゐるものを曇天なれば木々に隠れり
朝は雨だった。少しずつ雲ははれたものの、寒い。そして夕刻また雨。
なぜだろう。今日は男の子ばかりの保育園児の一団とすれ違う。
男の子ばかりの保育園児がすぎてゆく橋上を不穏なり幼児の一団
挨拶も声にしがたく不穏なり男の子ばかりのこの不自然さ
妖精はあそこににもここにもゐるものを曇天なれば木々に隠れり