2022年2月19日(土)

さて今日は、毎朝のルーティンワークを紹介しておこう。けっこうたいへんなのだ。起きたらまずトイレに行く。これはワークではないが習慣になっている。大量の小便を放出すると洗面所で歯を磨き、そのままキッチンに移り、洗い籠に昨夜洗って乾かしてある食器をそれぞれの棚に返し、テーブルに残っている茶器などを洗う。そこでパジャマから日常服に着替え、妻と私の寝具をたたみ、朝の計測を行う。体温、血中酸素濃度、血圧を記録する。さらに曜日ごとのゴミを整理し、ゴミ捨場へ持っていく。ちなみに土曜日の今日は燃やせるゴミであった。指定された20ℓの袋ぱんぱんに一つ。マンションのゴミ捨て場は駐車場の隅っこにあって、けっこう遠い。朝刊を取ってもどってくると、冬季には窓に結露が著しいため三部屋のガラス窓八枚から結露を取る作業が待っている。おおかたこんなところだが、半時間ほどかかる。朝食はそれからだ。

読売朝刊「編集手帳」に蕪村の句を読む。

・斧入れて香におどろくや冬こだち

冬木立枝尖りゆき寡黙なり

妻の、はだかの背中にふれてゆくやわしぬくとし妻の背中に

大人の顔を()つと()めつける子どもがゐるわが()姿()を見て表情こはし

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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