2022年12月31日(土)大晦日

午前中は、掃除の続きと買い出し。午後は娘に餅をとどけに二俣川へ。

  年の暮れも朝はパン食フランスパン硬きにバターを溶かし喰ふなり

  パンに塗るバターのとろけゆく香り大晦日の朝いささか寒き

  歳の暮れの市にあかるき声ひびくことし終ひの売り尽くすこゑ

相鉄線二俣川駅で娘と会う。

  大晦日の午後に二俣川へ出掛けてゆくひさかたぶりの娘に会ひに

娘夫婦は一昨日まで大分の温泉町に旅に出ていた。

  大分の温泉に浸かりほころぶる娘の表情つやつやとして

今日で今年最後の日も終わる。内外不穏は収まりそうもないが、わが家にとっては息子、娘の結婚話もあり、まあまあの年であった。今年最後は俳句で飾ることにしましょう。お世話になりました。

  よろこびも酔ひもほどほど歳の暮れ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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