2022年12月2日(金)

今日も雲が重いが、晴れ間もある。

  昼時は天晴(あつぱ)れ冬の太陽のお出ましあれば鬱気も去にぬ

ここのところ毎晩、少しの晩酌を楽しんでいる。

  一合とわづかの酒にほてりたる老いのよろこびたはやすくして

  麹漬けの烏賊の塩辛を(あて)にしてゆつくりと呑むひと日の締めは

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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