2022年12月1日(木)

今日から十二月だ。早い。

母の5回目のコロナ予防注射に付き添う。

  雲重く、そして厚くしてしづかなりこんな日は冬のコートを着て出る

一昨日のことだが、宮台真司が襲われた。暴力をふるわれたようだ。今読んでいる貫井徳郎『追憶のかけら』のエピソードを思わせるようで、妙に気になる。

  こゑもなく人切りつけて男なにをなすなにをせむとすなぜに語らぬ

木枯やいのちもくそと思へども 室生犀星

  湿りたる彩とりどりの朽ち葉踏みかなしむか朽ち葉よけてまた踏む

「清静は天下の正たり。」『老子』下篇45

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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