2022年11月5日(土)

曇り空の朝は寒かったが、昼過ぎて青天に。

  朝の庭の落葉、朽ち葉を拾ひゆく老いのすがたのいかにかみゆる

  花水木のもみぢ葉に赤が混じる葉をひろひて心あたたかくなる

  ざくろの小さき葉々も黄の色のあざやかなりき秋の午後の陽

『老子』上篇31

  プーチン氏よよく聞きたまへ『老子』には兵は「君子の器に非ず」

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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