2022年11月21日(月)

朝は雨だったが、午前9時くらいから上がり、昼過ぎには晴天だった。

妻の実家から柿とともに送られて来たザクロをジュースのように加工。ほんのちょっとピンク色の果汁ができた。

 ルビー色のザクロのつぶ実を卓にならべ紅桃光線 地球を救ふか

  この色はしあはせの色 内部より弾けるやうなざくろ色の実

  ざくろの実をほのかに笑ひうかべつつ妻はひとつぶひとつぶ外す

『徒然草』118段、119段

  宮中の高級料理をあげつらふ鯉の(あつもの)、雉にかりがね

  鰹喰ふは鎌倉時代のころよりか世の末なれば上ざまも喰ふ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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