2022年11月2日(水)

今日も秋らしい日だ。気温も少し高い。

昨夜、静嘉堂文庫の曜変天目茶碗を紹介するテレビ番組を観た。

  曜変天目茶碗のあやかしのやうなる色目夜に思ひをり

  南宋の時代の茶碗のあやしさを手に取りてみたしその冷たさを

『徒然草』第90段

  「などか頭ばかりの見えざりけん」嘘は言へぬぞ寵童とても

第91段

  「吉凶は、人によりて、日によらず」兼好の(げん)端的なりき

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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