2022年11月19日(土)

秋日和であった。上野毛の五島美術館へ「西行 語り継がれる漂白の歌詠み」を観覧に妻と出掛ける。昼は駅のそばの古びた蕎麦屋、ごまだれ蕎麦が美味く、一合の原酒の味もよかった。乗り換えの中央林間でもしゃれた喫茶店へ。ここの珈琲もよかった。

多摩川を越えて「西行」に会いに行く僧円位書状闊達なる文字(もんじ)

東急大井町線上野毛駅小さなる駅ああ幾年ぶりか

西行、芭蕉そろそろ終の旅のゆくへ見据ゑむとするこの秋の日に

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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