2022年11月17日(木)

5回目のコロナウィルスワクチン接種にゆく。

おだやかなる秋の真昼の中庭(パティオ)には残り寡なきけやきもみぢ葉

和歌山のみかんの皮を指に剝くこの甘やかなる香に溺れたし

『徒然草』114段、変わった名前だ。

(うづ)(まさ)殿(どの)に仕へし女房「ひきさち」「ことつち」「はふはら」「をとうし」

115段、ここにも中世の無常あり。

死を軽く、なづまざることをいさぎよく思へば兼好ぼろんじ記す

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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