2022年10月23日(日)

朝からさわやかな秋日和である。少し暑いくらいだ。

  秋の夜の益体もなきやるせなさ夢ながければけふも堪へがたし

昨日の歌の謎解きをしておきましょう。

 ふたつ文字=ひらがなの「こ」

 牛の角文字=形が牛の角に似ているから「い」

 すぐな文字=まっすぐなところから「し」 

 ゆがみ文字=ゆがんでいるから「く」

 上からつなげてみましょう。お父上がお好きであったのでしょうか。

『徒然草』68段もおもしろい。敵襲に大根が兵として助勢してくれた。日々大根を薬として二つづつ焼いて食べていたことによる。

  敵襲につはもの二人加勢してあぶなげもなし(つち)大根(おおね)なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA