2022年10月20日(木)

横須賀短歌会10月例会。おだやかな横須賀港の海であった。石渡さんが欠席。再入院という。心配だが、今日の会は見学者もあって楽しかった。

  コンビニのおにぎり二つを喰ひ終へて横須賀軍港雲一つなし

横須賀では金木犀がまだ匂っている。

  秋日和にわがめぐり翔ぶ紋黄蝶こは誰が死者のたましひならむ

  わが死者のひとりを憶ふ金木犀香ればすこし涙ぐみたり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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