夜明け、妙な明るさがあった。晴れはしない。主に曇りだが、時々雨粒が落ちて来る。
夜明け頃の奇妙な明るさ。常ならぬ白茶けたる街窓にひろがる
けふもまた日は昇り来ず。天上の天宇受売よ楽びをせむか
谷神は死せず、是を玄牝と謂う。『老子』上篇6(金谷治・講談社学術文庫)
谷神は万物生成の根源なり冥々と湧く尽くることなく
*
「人はただ、無常の身に迫りぬることを心にひしと懸けて、つかのまも忘るまじきなり。」(『徒然草』第49段)
いやあ、たいせつな言葉だ。
夜明け、妙な明るさがあった。晴れはしない。主に曇りだが、時々雨粒が落ちて来る。
夜明け頃の奇妙な明るさ。常ならぬ白茶けたる街窓にひろがる
けふもまた日は昇り来ず。天上の天宇受売よ楽びをせむか
谷神は死せず、是を玄牝と謂う。『老子』上篇6(金谷治・講談社学術文庫)
谷神は万物生成の根源なり冥々と湧く尽くることなく
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「人はただ、無常の身に迫りぬることを心にひしと懸けて、つかのまも忘るまじきなり。」(『徒然草』第49段)
いやあ、たいせつな言葉だ。