2022年10月12日(水)

曇り空。温度もあまり上がらない。しかし生ゴミの袋にはまだコバエが生息していた。

ゴミ袋の中に生き延ぶる蟲どもよこばへ残党死ねよ死ね死ね

寒けれどなほ生き延ぶるコバヘたちそのしぶとさは愛すべきかも

『徒然草』第22段・第23段

おとろへたる末の世なれば古き世を慕はしといふ兼好法師は

夜の御殿(おとど)に「かいともし、()うよ」など言ふいみじかりけり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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