2022年1月19日(水)

今日は朝から寒い。一昨日あたりからスマートフォンの調子が悪かったが、なんとか直ったようだ。

夜の底に携帯(スマート)電話(フォン)のふるへありいづこにか起こる変事の予兆(さきぶれ)

船団の(つら)なるごとき雲がゆく一月十九日空に白雲

古井由吉『詩の小路』を読む。「苦しみのない今日が流れ落ちる。」(「おさめた櫂」コンラート・フェルディナント・マイヤー)

漕ぎいでて櫂をしたたる水の音苦しみのない今日がしたたる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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