晴天だが、朝から寒い。
さくら木も若き木なれば艶めきて朝のひかりに少時はなやぐ
青山文平『跳ぶ男』読了。読み終えてしばし息を呑んだ。凄い小説だ。山本周五郎の『虚空遍歴』も芸道にたずさわるものの葛藤の深さを描いて圧倒的な感動をもたらすが、この江戸時代の武家の能を扱った小説は、まさに命がけの厳しさが胸をつく。
武家の能を微細にかたるものがたり少年が舞ふ少年が跳ぶ
晴天だが、朝から寒い。
さくら木も若き木なれば艶めきて朝のひかりに少時はなやぐ
青山文平『跳ぶ男』読了。読み終えてしばし息を呑んだ。凄い小説だ。山本周五郎の『虚空遍歴』も芸道にたずさわるものの葛藤の深さを描いて圧倒的な感動をもたらすが、この江戸時代の武家の能を扱った小説は、まさに命がけの厳しさが胸をつく。
武家の能を微細にかたるものがたり少年が舞ふ少年が跳ぶ