2021年11月16日(火)
日の出は美しかったが、今日は雲が多い。 ひむがしの空にかがやく大日孁(おほひるめ)貴(むち)朝明けてゆくほのぼのとして 放射線に髪の毛うすきわれなればこの秋の日は帽子かぶりて しなのより妻が持ちかへるまつふぐ...
日の出は美しかったが、今日は雲が多い。 ひむがしの空にかがやく大日孁(おほひるめ)貴(むち)朝明けてゆくほのぼのとして 放射線に髪の毛うすきわれなればこの秋の日は帽子かぶりて しなのより妻が持ちかへるまつふぐ...
昨夕の夕焼けもきれいだった。今日もまた晴天。 夕焼けのうつくしき日は夜の月の笑ふやうなり半分の月 妻がふるさと長野からハシバミの実を大量に持ち帰った。 金槌にはしばみの実を叩き割る縄文人なりぼそぼそ喰らふ
昨夕の日の入りは美しかった。丹沢山塊の山の端の橙色と群青のバランスがなんとも言えず、思わずため息をもらしていた。 よき色に夕焼けにけり山の端はオレンジ色に滲み暮れたり ぴいちゅぴい四十雀ここに見いでたり寺の墓場の...
晴れ。少し風がある。妻は長野へ帰る。友達と会うために。 暮の秋さつき躑躅の反(かへ)り花いまだも赤き歩み過ぎつつ 熟したる西洋梨をいただけり妻のふるさとの甘き実りを
今日も青天。風が強い。 朝の陽は片側壁にまづ届く。やがてあまねく万物照らす 乾反(ひそり)り葉の風に吹かれてかさりこそりわが行く路上秋の音する
今日も快晴。ハツ子を胸に入れてから一年。相性はいいようだ。 朝の陽は圧倒的に力あり草木も人もいのちたまはる 白鷺に鳶二羽、川の上空をダンス舞ふ如もつれあひたり
朝、トイレ掃除をしていると真野少さんから電話。緊急に原稿が必要とのこと。トイレ掃除を終え、ルソー研究会の冊子『経験』に発表した「わが日本近代史Ⅰ」を送る。 秋風にさくらもみぢの木が揺らぐざわりざわり欅もゆらぐ 路...