朝から雨。小雨ながら止むことがない。
先生の夢を見た。バスでどこかへ向かっている。奥さんがいる。途中から長谷川政春さんも加わり、目的地のバス停で降車。ここがどこかわからない。バスは混雑していて長谷川さんに挨拶できなかった。あらためて挨拶して四人で歩きはじめる。皆若い。明日の迢空忌にかかわりがあるのだろうか。なんだかふしぎな夢だった。
朝から小雨にけぶる九月二日能登の羽咋へむかふかわれら
三十年ほど前になるか、迢空忌の前夜祭に参加するため今は亡き友と羽咋の駅前の小さなホテルで待ち合わせていたことがあった。
バイガイを肴に酒を飲む夜なり亡き友とへべれけになるまでを飲む
いやなコバエが朝から飛び回っている。
コバエを叩きつぶして苦虫をつぶすやうなる顔に苦笑す