2021年9月14日(火)

曇り空だが、暑くはない。川向こうの隣町へ買物に。

  手もとから落ちたる包丁が足を刺す夢醒めてしばし痛みを(おぼ)

  夢みればおほかた悪夢 鬱屈のあれば一杯の水を飲み干す

  狂気秘めて街衢(ちまた)を歩む男ひとり背黒鶺鴒わが前をゆく

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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