2021年9月11日(土)

 ニューヨークの同時多発テロ事件から20年。あの日は定時制での仕事を終えて、珍しく飲まずに帰宅した。旅客機が高層ビルに突入するその瞬間をテレビで見ることになった。言葉を呑んだことを今でも覚えている。

  六十五年ただ茫洋と生きてきて忘れがたきことのひとつかこれも

週に三度の掃除機による清掃。

  三部屋を念入りに掃除機かけて後の疲弊深きは老いの証しか

  絨毯は湿気を帯びて掃除機に吸へば重たし老いにはしんど

  秋虫や昼にも鳴けば雨降り来

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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