2021年8月3日(火)

息子の31回目の誕生日です。今日も猛暑。

  朝焼けは薄桃色から橙色(たうしょく)に雲を染めけさは至極の時間

  南より吹き入る風の湿り気を帯びたる風は人を弱らす

長男は、夏の須坂で生まれたのだが、あの日も暑い日だった。

  素足にて歩けば床の絨毯の湿り感ずる子の誕生日

  あの日から三十一年あれこれとありしが楽しき日々も重ね来

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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