2021年6月8日(火)

晴天、そして30℃。暑い。

  苔の上に夏つばき白き花落す今朝のひかりの届くところに

子どもたちの使っていた部屋に、海外みやげのスノー・ボールが残っている。

  巴里の町のスノー・ボールを揺らしたりエッフェル搭はふぶきの中に

  シャンゼリゼ通りは小雪のふりはじめジュリエット・グレコ「パリの空の下」

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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