2021年6月29日(火)

妻の61回目の誕生日。妻が出かけてまもなく妻の母の訃音が来る。朝亡くなっているのを発見されたということだ。享年93

  あぢさゐの花を大きくゆらす風六十一度目の妻誕生の日

  妻の母死すとの報は唐突にこの耳襲ふ信じがたし

妻は誕生日のこの日、息子と共に車で須坂へ向かう。

  末の子を愛したるかもこの日こそを選び死にせる妻の母なり

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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