2021年6月21日(月)

雲があるものの、晴れ間ものぞく。しかし蒸し暑い。

一階の部屋の方から、シクラメンの花を分けていただく。

  くらやみにシクラメン匂ふ一階のフロア時の間空間ゆがむ

『時をかける少女』だな。

  野の鳥の求婚のこゑが鳴きかはすあけぼの杉の葉叢ゆらして

  夏至なれば東京メトロに潜りたき

  東京メトロは地下迷宮を彷徨(さまよ)へば闇の大王に逢ふときあらむ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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