2021年6月2日(水)

年金事務所へ。一度では用が足りず。明日もまた行かねばならぬ。こんなところがもたついてくるのが老齢化なのだろう。今日、介護被保険者証が届いた。老人の仲間入りだ。

  山法師、沙羅の木白き花咲かせざくろ朱の花、あぢさゐの藍

  つつぴ、つつぴ四十雀鳴きすずめ来るひよどりするどく樹木ざわめく

  生くるための手立ての一つ年金をもらふ書類のややこしややこし

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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