2021年6月17日(木)

横須賀短歌会の6月歌会。楽しかったものの、往復に時間がかかる。遠いなあ。

  もじずりの(こう)とつばなの白銀を詠むうたありき胸にひびくも

  半島の夏のみどりは荒くして海へ出て征くイージス艦も

  天に去る鳶のこゑいつか消えてゐる

  せせり喰ふ鰺の塩焼き湘南の海の(かを)りの口中に満つ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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