2021年5月3日(月)

今日もまた良い天気だが、風が強い。さて憲法をどうするかということを考える日でもある。

  マンションとマンションの間の空間を高速に移る四十雀一羽

  つつぴつつぴ声する方をふりかへる四十雀すでに飛び去りし空を

三川合流地の河原は穏やかだった。

  雨上がりの白雲の下山笑ふ

  葉ざくらに果実みのるを仰ぎたり老いたるかなやため息ひとつ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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