短歌 2021年5月20日(木) Posted on 2021年6月20日 by 偏屈房主人 / 0件のコメント すっきり晴れない。大山も朝は雲が動いていたが、いつのまにかすっかり雲の中だ。 山塊の鞍部にたまる雲なびき白蛇おもむろに太るがごとき キッチンのシンクに一つ苺の蔕だれだかくれていのちを喰ふは 三婆の一人はやはり失せたるか縁に座したる二人犬抱く 共有:FacebookXいいね:いいね 読み込み中… 偏屈房主人 もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日 偏屈房主人 の投稿をすべて表示