2021年4月7日(水)

ハナミズキの花があっちにもこっちにも咲いている。やはり暖かいのだろう今年は早い。

  枝先に四枚の白き花ひらくみづきの木並ぶ春の新道

  けさほどは鴉のこゑに目覚めたりからすなぜ鳴くうるさいぞからす

  相模河原に鷺帰り来る。しばらく見ぬコサギ四羽がわが上を翔ぶ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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