2021年4月3日(土)

今日は神武天皇祭。幕末にはじまった宮中祭祀であり、奈良の橿原の畝傍山東北陵でも祭事が行われる。近代日本の「創られた伝統」の一つであるが、「神武さん」と親しまれてもいた。わが家の近くにも日露戦争の際に建立された石碑を祀る珍しい神武社がある。

  神武社のさくらの花も散り果てて枝はみどりの葉に麗しき

  葉脈のうるはしき槐の葉にあたる朝のひかりに思慮深くなる

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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