2021年4月23日(金)

東野圭吾『マスカレード・ホテル』のシリーズ3冊読了。まあ軽快なミステリーで楽しめたが、昨年読んだ堂場瞬一の11冊にわたるシリーズ刑事・鳴沢了の方が人間ドラマが深く、多様でおもしろかった。まあでも楽しい読書タイムではありました。

  春の朝のねむりを襲ふ悪夢ありけふは幸ひ襲ひ来ざりき

  欅若葉の風にしづかに揺れてゐる木の下に仰ぐ祈るがごとくに

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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