2021年4月18日(日)

相模の国海老名と綾瀬の境に五所神社がある。銀杏や椎、楠の大木があり、古風な社である。伝説の日本武尊の腰掛石があって、この「さねさし歌日録」とも無縁ではない。

  楠の木の若葉の枝を落とす風春のあらしは音立ててくる

  風に落ちたる楠の若()を腰かがめ拾はんとする(もり)の参道

  くすの葉をちぎればにほふ香りありはつかながらも樟脳匂ふ

ヤフーの宣伝メールがエアコン付きトラクターを薦めてきた。これを私が買うということか。どんな情報が流れているのだろう。 畑仕事にあこがれはあるがトラクターを買ふ余裕なし年金頼りだ

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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