2021年3月23日(火)

春日野に馬酔木の花の咲くころを初発の恋あり昔なりけり

しじみ蝶がわれのめぐりを飛ぶときのわれはなにもの花かも知れず

<主人メモ>
35年目の結婚記念日。
あの日はひどい春の雪であった。
このあたりでは電車も止まり、電波塔も倒れた。
結婚式には遅れるし、ひどい目にあった。
父と母、そして伊勢から出てきた伯父は停電の一夜をすごすことになり、
長野から出てきた妻の親族一同は急遽神楽坂の旅館泊。
結婚した私どもは快適なホテル住まいでありました。
偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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