2021年2月1日(月)

きさらぎの初めの朝も西空にくらげ色した月高くあり

日没(ひい)(きは)のみなみへ延びる雲の底その金色(こんじき)荘厳(しやうごん)をみよ

<主人メモ>
堂場瞬一『バビロンの秘文字』読了。
緊急事態のさ中どうにもやるせない鬱屈があるのか
物語の世界に溺れたくて読みはじめたのだが、
なかなか手ごわいサスペンスであった。
偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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