2021年12月11日(土)

昨日、代々木公園を訪れたのは、1945年敗戦の年の8月25日、代々木練兵場だったこの一隅で大東塾十四士が古式に則り自刃して果てた。それを記念して「十四烈士自刃の處」という碑が建っている。そこを一度訪れて置きたかったからである。碑の前に深く頭を垂れた。

  大東塾十四士自刃の碑のめぐり幼な児遊ぶ枯れ葉を拾ひ

  黒く熟するくすの木の実のいくつぶか指につぶせり心昂ぶり

  おもひてもおもひみがたきことの一つ敗戦の八月十四士の死

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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