2021年12月10日(金)

昨日は國學院大学主催の岡野弘彦先生の文化勲章受章のお祝いの会であった。
懐かしい人との再会もあったが、大方は知らない人であった。
97歳になる先生はお元気そうで、百歳まで生きると仰っていた。きっと、そうなるであろう。会が果てた後、むすこと待ち合わせて信濃町の居酒屋で二次会、これがまた楽しかった。泊ったホテルもよかった。

そして今日、朝食後、仕事があるというむすこと別れ、根津美術館、表参道、代々木公園を散策して夕刻家に戻った。明後日転居を予定しているむすこには感謝のことばしかない。

  信濃町の飲み屋にふたり処を得さかづきかはす夜の更くるまで

  外苑のいてふ落葉の朝の日にかがやく時を息子()とともにゆく

偏屈房主人
もともと偏屈ではありましたが、年を取るにつれていっそう偏屈の度が増したようで、新聞をひらいては腹を立て、テレビニュースを観ては憮然とし、スマートフォンのネットニュースにあきれかえる。だからといって何をするでもなくひとりぶつぶつ言うだけなのですが、これではただの偏屈じじいではないか。このコロナ禍時代にすることはないかと考えていたところ、まあ高邁なことができるわけもない。私には短歌しかなかったことにいまさらながら気づき、日付をもった短歌を作ってはどうだろうかと思いつきました。しばらくは二週間に一度くらいのペースで公開していこうと思っています。お読みいただければ幸い。お笑いくださればまたいっそうの喜びです。 2021年きさらぎ吉日

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